3/3ひな祭り。この日にAppleはデスクトップラインの新製品を発表した。今回の発表では、iMac、Mac miniとMac Proが新スペックでの登場となった。
この中で注目すべきは、Mac miniだ。長年Inte Core Duoのままで放置され、いらない子状態で、Appleから見放されたと思われていた奴が見事に返り咲いた。スペックについては現行のMacbookとほぼ同じ。ディスプレイポートもつくし、必要なものをしっかりと押さえている。ちなみにお値段は約7万円。そして、忘れてはいけない、Mac miniはMac OS X Leopardが付属してこの値段なんだということを。
WindowsのPCで、Mac miniと同じくらいの機能がほしければ、Windows Vista UltimateとそこそこのスペックのPCを買わなければならない。Windows Vista Ultimale SP1はDSP版でも24000円。残り4万6千円で、Ultimateがサクサク動く省スペースPCは買えるのだろうか。できたとしてもギリギリか多少オーバーしそうだ。一般消費者には「Mac = 値段が高い」と思われがちだが、製品を手に入れることによって得られるものを総合して考えると、十分にWindows PCと張り合えるのではないだろうか。
今回のラインナップの刷新ではWindows陣営を一気に切り崩すことにはならないだろう。しかし、Appleは着実にその地盤を固め、ジワジワとWindows陣営を侵食していくように思える。
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