公的個人認証サービスの電子証明書の発行枚数が100万件を突破したそうだ。発表は
こちら。100万件というのはすごい数だ。先日、電子署名・タイムスタンプ普及フォーラムでGPKIの先進例として紹介されたエストニアの人口は134万人。証明書の発行枚数が利用者の数と合致するとは思わないが、それと同じくらいの規模はあることになる。
発表された資料には、発行枚数の月別
グラフ(PDF)を見ることができる。この資料によると、以下の事がわかる。
- 2008年1月から2009年1月までの1年に約40万件の増加があった
100万件のうち40万件がここ1年の間ということは、住基カードの発行が順調に増加している事がわかる。また、毎年1月前後に発行枚数が飛躍的に伸びているのは、新たにe-Taxを使って確定申告を行なう人が住民基本台帳カードを取得するためだと思われる。日本のPKIもキラーアプリケーションがあればもっと利用者が増えて行くんじゃないかと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿