2009年3月8日日曜日

CentOS 5.2 on Xen3.3 with NetBSD 5.0RC2 amd64

NetBSD amd64 + Xenの環境で、CentOS 5.2がDomUで動作した。ググってもvert-installを用いたやり方しか出てこないので、シンプルなDomUの設定ファイルを書いておく。

設定ファイルの内容

#kernel = "/xendata/centos52/vmlinuz_64"
#ramdisk = "/xendata/centos52/initrd.img_64"
memory = 512
name = "centos52"
vif = [ 'bridge=bridge0' ]
disk = [ 'file:/xendata/centos52/disk1,xvda,w']
root = "/dev/xvda ro"

手順は、
  1. Xen用のインストーラーを入手する。vmlinuzとinitrd.imgをダウンロード。
  2. インストーラーを上記設定ファイルのkernel=とramdisk=の場所に配置する。設定ファイルのコメントを解除。
  3. xm create -c configuration_file_for_centos52
  4. そのまま普通にインストールし、インストーラーが終了したらシャットダウン。
  5. 設定ファイルのkernel=とramdisk=をコメントアウト
  6. 再び起動するとdisk1からブートする。
注意する点は以下の2つ
  1. vifにmac=を使ってMACアドレスを指定すると、ネットワークインストールに失敗する。
    pingは通るがドロップが激しい。mac=は使わない事。
  2. ディスクをhdaデバイスとして提供にすると、インストーラーがfdiskに失敗する。anacondaがGPTパーティションと誤認する。
    xvdaを使う事。
Dom0起動時にDomUを起動するためには、NetBSDの場合は、以下の設定を行なう。
  1. DomU起動スクリプトxendomainsをコピー
    # cp /usr/pkg/share/examples/rc.d/xendomain /etc/rc.d
  2. /etc/rc.confに以下の行を追加
    xendomains="config_file_for_centos52"
  3. DomUの設定ファイルを/usr/pkg/etc/xen/config_file_for_centos52にシンボリックリンクorコピーする
今のところ問題無し。インストールしたCentOSはSELinuxの実験に使うつもり。

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