2010年9月1日水曜日

RSA Confarence 2010に行きたい!(たぶん無理)

今年も、RSA Confarenceの次期になった。昨年はNETWORK INTEROPと同時開催だったため、会場の隅の方でひっそりとやっていて、RSA社(とPKI業界)の将来に不安を抱いたもんだが、今年はグランドプリンスホテル赤坂で開催するそうな。

どうせ行けないけど、気になるセッションは...
  • CR-001  ブロック暗号・軽量暗号の最新動向
  • CR-002  量子暗号の現状と展望~ セキュアフォトニックネットワークの実現に向けて ~
  • WH-004  高信頼・高安全ソフトウェアのための数理的検証手法:最新の研究と応用の現状
  • CR-003  ハッシュ関数の現状と今後の動向
  • CR-004  クラウド時代の新しい暗号技術~ 関数型暗号 ~
  • CR-005  素因数分解実装実験の最新状況報告

実は、暗号よりも「WH-004 高信頼・高安全ソフトウェアのための数理的検証手法」のセッションに興味がある。私は学生のころ(ずいぶん前だが...)、Fomal Velification Methodのうち、並行モデルのモデルチェックの研究をしていた。当時は論理回路のチェックがCADに実装されたころで、ソフトウェアのチェックは組み込み用途などの非常に限定された分野にしか適用できず、しかも大して役に立たなかったのだ。

並行モデルにおける組み合わせ状態の爆発的な増加の問題が解決されたのか、ブレイクスルーが起こって全数探索以外の動向が出てきたのか。そこら辺が気になるところ。

まぁ、今のスケジュールでは参加できないだろうがね... USTREAMで中継してくれないかなあ。5000円で全セッションが見れるとかだと、すごい助かるんだけど。