2009年2月9日月曜日

Intel DQ45CBには手を出すな

Intel VT-d対応マシンでも組んでみようかと思っていたら、ちょうど、Q8200が価格改定で安くなった。チャンスだと思ったので、以下のスペックでマシンを組んだ。全部で6万円程度。
  • CPU:Intel Q8200
  • マザー:Intel DQ45CB
  • Mem::2Gbyte x 4(ノーブランド)
  • HDD:なし(USBブートなので)
  • イーサネットカード:Intel Pro/1000 PT
  • ケース:OWL-PCBM-01(B)/300II
Dual CoreのE8400も同価格で買えたが、VMware ESXiで遊びたかったのでQ8200にした。Qシリーズは全機種Intel VT-xに対応しているから安心して買える。マザーはIntel VT-dに対応しているものを選択したらこれしかなかった。Intel Pro /1000 PTはESXi用に購入した。

さて、組み立てだが意外なトラブルに見舞われた。1つ目は電源の相性。買ったケースについてきた、Owltechの SYPRESS OWL-300SFXとIntel DQ45CBの組み合わせは良くないらしく、いくら頑張っても電源が入らない。電源を別のマザーにつなげると電源は入るので、相性っぽい。しかたがないので、秋葉原まで行って別の電源を買って来て解決。

2つ目のトラブルは、電源を投入するとPOSTを抜けずに固まってしまう現象。他にも、BIOSのログがフランス語になってしまっていたり、CPUファンの回転数を取り間違ったり、そもそも電源が入らなくなってしまったり、普通では考えられないような現象が多発した。これはIntelから出ているBIOSアップデートを当てる事によって解決した。POSTを抜けたり抜けなかったりないもんだから、BIOS当てるのにも難儀した。BIOSアップデートの際に注意する点は、
  • Intel vProをオンにしないとアップデートに失敗する。
  • Intel vProの初期パスワードは「admin」となっている。
  • Intel vProの初期パスワードはすぐに変更する必要がある。新パスワードは「複雑なもの」でないと弾かれる。
  • BIOS Update中にリブートして固まることがある。その場合は最初からやり直し。5回くらい頑張ったら成功した。
BIOSアップデートはマザーボードが発売されてから毎月のようにリリースされている。1月の段階で7回目。気になったので、リリースノートの修正履歴を見ると、今までに74個の修正を行なっていた。とりあえずDQ45CBを買うときはトラブルを覚悟をすべし。BIOSアップデートしないと、どうしようもなく不安定だから。

肝心のVMare ESXiは問題なく使えている。オンボードのイーサネットは使えないが、Intel Pro/1000 PTのおかげで問題なし。ICH10DのSATAもoem.tgzを修正して対処できた。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

恐れ入ります

Q8200はintel-vtに対応しているのでしょうか?
http://www.intel.com/products/processor_number/chart/core2quad.htm