2012年3月8日木曜日

Windows Server 8 のGUIに困っちゃう件

Windows 8 Consumer Preview とWindows Server 8 Betaが出ましたね。さっそく使ってみたのですが....

一言で言うと、GUIが死ぬほど使いにくいです。以下がWindows Server 8のログオン直後の状態なのですが、Windows 95からの伝統のスタートボタンはなくなってしまいました。以下、リモートデスクトップで接続した際の画面です。

では、スタートボタンはというと、
 画面の左下をマウスでクリックするとMetro UIのスタート画面に切り替わります。ポイントする位置は絶対にズレてはいけません。おそらく4x4ピクセルくらいの範囲です。

コンソールセッションやリモートデスクトップをフルスクリーンで使用している場合にはカーソルを端まで持っていけば問題ないのですが、ウインドウモードだと真剣にカーソルを合わせないと駄目です。あとマルチモニター構成の場合も苦労します。

代替方法としては、キーボードからWindowsキーやCtrl + Escを使えばよいのですが、デフォルトの設定では、リモートデスクトップクライアントはWindowsキーやCtrl + Escは(リモートではなく)ローカル側に送られてしまいます。

このようなときは、リモートデスクトップの接続時オプションで、「Windowsのキーの組み合わせを割り当てます」を「リモートコンピューター」に変更すると、リモートマシンにキーが送られるようになります。

どうしてこんな酷いことになっているかと言うと、Windows 8から使われるMetro UIはタッチパネルを意識しているためです。ホットコーナーを活用するという発想なのですね。

マイクロソフトさん、私、思うんですよ。サーバー製品でタッチパネルを使う人って相当レアな人種に属するんじゃないですかね?

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