2012年3月11日日曜日

もしかしてPMBOKって役に立つのでは?

ここ最近は、PMBOKを読んでいます。いわゆる、「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド」と言うやつです。ちょっと前に認定試験のPMPが流行りましたね。

まぁ、そういう仕事もやらざるを得なくなってきたという感じで、必要に迫られて渋々と言った方が適切なのかもしれませんが、実際に読んでみると意外と関心させられることも多く、いつもの「もっと早くやっておけばよかった」のパターンになりつつあります。

(まだ、途中ですが)読んだ後に私が関わった案件思い返してみると、納期、機能、品質、コスト等の細い成功条件を全て満たしているのは1つくらいしかなさそうです。そして、失敗の原因はプロジェクトマネジメントの不備に起因するものが大部分を占めているような気がします。

極端な例かもしれませんが、私が下っ端として参加したあるプロジェクトでは、WBSなし、スコープ定義なし、スケジュールは随時可変、権限と責任も曖昧な状況で、もはやプロジェクトと言うよりは、それに類似した何か(お手伝いとか?)のようなものもありました。

もちろんこの案件は、最終的に顧客側が「いつまでに、何ができるのかが分からん!お前のところには頼まん!!」ってブチ切れて訴訟沙汰になったりして、それはそれは悲惨な結末を迎えました。当然ですね。

まぁ、とりあえずIT技術者でPMっぽい事をしている人には、PMBOKは必読だと感じました。PMには経験や人格も求められますが、知識もそれらと同じぐらい重要だなと思います。

ちなみに、PMBOKですが日本語版はオンラインでしか買えなかったりするのですが、ひそかに八重洲ブックセンターに大量に在庫されていたりします。ちなみに、相当デカイので注意してください。私は即効で自炊しました。

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