2009年10月7日水曜日

Windows Server 2008 R2 Datacenter Editionの価格が安すぎる件

Windows Server 2008 R2の価格が気になったので調べてみた。マイクロソフトはエンタープライズ向けの価格表はパートナー向けにしか出さないので調べるのも面倒だ。とりあえずググって見つけたのはこちら

ボリュームライセンスの価格体系がすごいことになっているので以下に抜粋する。
  • Windows Server 2008 R2 Datacenter: 463000円
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise : 454000円
  • Windows Server 2008 R2 Standard : 140000円
  • Windows Server 2008 R2 Foundation : OEMのみ
  • Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems: 463000円
  • Windows Web Server 2008 R2 : 77500円
Datacenter Editionの価格が46万円。しかもEnterprise Editionとの価格差が9000円。これ見たときマジで"0"の数を数えてしまったよ。Datacenter Editionは付属してくる仮想インスタンスのライセンス数が無制限なので、Datacenter Editionを1本とチョー早いマシンを1台買うだけで、そのマシン上では何台もの仮想Windowsマシンを動かす事ができてしまう。仮想マシン用に追加のWindowsのライセンスは買う必要はない。

私の周りでは仮想化関連はイマイチ盛り上がりに欠けている ー認証局はHSMの制限で仮想化できない事が多いー が、これだけコストパフォーマンスが良いと、お客さんから「仮想化に対応できないの?」とか普通に言われてしまう日も近そうだ。ちょっとだけ覚悟しておこう。なお、Datacenter Editionはボリュームライセンスのみで提供され、パッケージでは購入できないので注意すべし。

つーか、まだItanium版もあるのか。x86版を廃止してItanium版を残すってのはどうなんよ。

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