2009年5月8日金曜日

NetBSDでiSCSI Targetを構築する。その2 Windowsでマウント編

前回の続き。今回はNetBSDで構築したiSCSIターゲットをWindows Server 2008でマウントする。Windows Vista / 2008では標準でiSCSIイニシエーターがインストールされているので問題はないが、Windows XP / 2003 / 2000の場合は、こちらからiSCSI Software Initiatorをダウンロード&インストールする必要がある。

設定は超簡単で、以下の3つのみ。
  1. ターゲットが接続されたマシンを探索リストに追加する。
  2. ターゲットにログオンする
  3. ターゲットをオンラインにして、パーティションを切り、フォーマットする
まずは、【コントロールパネル】→【iSCSIイニシエータ】→【探索】タブを選択。その後、【ポータルの追加】を選択し、ターゲットが稼働するマシンのホスト名(またはIPアドレス)を入力。ポートはデフォルトの3260でOK。

次に、【ターゲット】タブを選択して、【ターゲット】より"iqn.1994-04.org.netbsd.iscsi-target:target0"を選択。その後、【ログオン】を押して、ログオンする。ログオン時のオプションで【コンピュータの起動時にこの接続を自動的に復元する】を選択すると、起動時に自動的に接続する事ができる。

最後に、サーバーマネージャを起動して、【記憶域】→【ディスクの管理】を選択し、オフラインになっているディスクの上でコンテクストメニューを表示し、【オンライン】を選択。あとは、通常のボリューム作成&フォーマットを行なうのみ。
さて、問題の速度は.....SandraのディスクベンチでNTFSを用いた場合は9MByte/Secだった。経験からすると100Base-TXの場合はまぁこんなていど。やっぱり自宅にも1000Base-Tを入れるか。Managedな1000Base-Tのエッジ系L2スイッチだと...Alied Telesis CentureCom GS908かな。ファンレンスだし。

次回はVMware ESXiでのiSCSIイニシエーターの使用方法を紹介する予定。

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