2011年10月28日金曜日

CRYPTREC Report 2010が公開されていた

ちょっと古いネタですが、6月にCRYPTRECからCRYPTREC Report 2010が公開されていました。時間があったので、さらっと読んでみましたが、なかなか興味深いネタが多かったです。

CRYPTRECは独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)の一部門として運営されており、日本国で使用する暗号アルゴリズムの一覧である「電子政府推奨暗号リスト」の作成など、重要な作業を担っています。公開されたCRYPTREC Report 2010はCRYPTRECの2010年の1年間の活動をまとめたものです。

内容は色々ありましたが、2013年に公開から10周年を迎える電子政府推奨暗号リストの更新作業や、暗号の脆弱性に対する手法の監視活動、サイドチャネル攻撃手法の研究、FIPS-140-3ドラフトに対するコメントやFIPS-140-3制定後々のISO/IEC, JIS化に関する作業など、中身の濃い話がたくさん書かれていました。

ちなみに、CRYPTRECは先日話題になったAESアルゴリズムに対するアタックについても「直ちに現実的な脅威につながることはない」というコメントを出しています。正直、暗号アルゴリズムについては、一般的な知識しかないので、この発表はとても安心できました。

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