2009年2月4日水曜日

Windows 7のエディションが多すぎる

MicrosoftはVistaの失敗から何も学んでいなかったようだ。MicrosoftがWindows 7の販売戦略を発表した。大方の予想通り6つの(そして、差のよくわからない)エディション分けとなっている。忘れてはいけない。それぞれのエディションがx86とx64の2つのアーキテクチャーに対応している。(もしかするとStarterはx86だけかもしれないが。)
    * Windows 7 Starter
    * Windows 7 Home Basic
    * Windows 7 Home Premium
    * Windows 7 Professional
    * Windows 7 Enterprise
    * Windows 7 Ultimate

Microsoftは、大半の顧客が求めているのは、自分の用途に合ったエディションではなく、必要な機能が全て入っていて、必要ない機能は顧客の意思で容易にオフにすることができるOSだということに気づいていないようだ。「HOME Basicだからファイル共有ができない」といった心配は顧客とっては何の利益をもたらさず、Windowsはファイル共有すらできないOSだといったイメージを植えつけるだけになるだろう。

もし、私がWindows 7をリリースするならば、以下の2つのエディションだけにする。
    * Windows 7 Starter
    * Windows 7 Ultimate
StarterはNetbook向け、Ultimateはその他全部に対応する。これでいいじゃないか。

悲しんでいるのは顧客だけではない。私の職場ではこのニュースは大きな落胆をもって迎えられた。私は仕事でWindows向けのソリューションを提供している。6エディション x 2アーキテクチャー = 12プラットフォームをサポートするソフトウェアの開発はとてもコストがかかる。そして旧来どおりVistaもサポートしなければならない。製品ドキュメントには、「*1 Windows 7 HOME Basicでは...」という文書があふれ、とても読めたものではなくなるだろう。

Microsoftは製品戦略を見直すべきだ。このような戦略はコンシューマーと開発者にとって何の利益にもならない。この戦略を知って喜んでいるのはAppleの販売担当者だけだろう。

2009年2月3日火曜日

指紋とられちゃいました

先日、とある会社のデータセンターに入るための入館証を作成した。そのときに左手の指のすべての指紋をスキャナーで採取し、その会社が運営する認証システムに登録する必要があった。なんだか犯罪者みたいだなーとか考えながら素直にスキャンされてきた。

どうやらシステムの初導入後の一発目だったらしく、認証危機メーカーの技術担当者も同席していたのでいろいろ聞いてみた。担当者曰く、
  1. 指紋の画像は保存しない
  2. 指紋の特徴点情報のみが保存される
  3. 保存した情報は暗号化されている
  4. 保存した情報から元の指紋は抽出できない
  5. 保存した情報を暗号化した鍵はデータを保管するPCに保存されている。
問題は5.だね。暗号化したデータは独自のDB(と言っていた。どうせファイルだろうが)に保存され、暗号鍵を知らないと情報を取り出せないらしい。そしてその暗号鍵は指紋 情報と同じPC内に保存されていると。これはよくない。全くよくないぞ。だって鍵が入手できれば全員の特異点情報を情報をゲットできちゃうじゃん。それってヤバくね?ダイアル式の金庫の扉に、付箋で暗証番号を張っておくようなもんだ。「右に3、左に1、右に6」なんてね。

ちなみに登録を担当している人(技術者じゃないよ)に、「入館証の有効期限が切れたら指紋データを削除してください。」と言ったら、「できるかどうか検討します」って言われた。いままでそんなこと言われたことがないらしい。えぇー!御社の社員はそんなに会社を信頼しているのですか!つーか、このVisual Basicで作った学生の宿題みたいなソフトを信用していいんですか!金属探知器があるデータセンターを自社で持ってるのに....

そもそも指紋は、本人が意図しないところに指紋の陰影を公開してしまう可能性がある。ということは、指紋自体はPKIで言うところの公開鍵みないなもんなんじゃないのかなーとか考えたりした。

2009年2月2日月曜日

blogs.verisign.comのSSL証明書の期限切れ

blogs.verisign.comのSSLサーバー証明書が期限切れになっていた。2009/2/2で切れてます。日本ではかなりのシェアを持っているVerisignだが、こういったミスは信用を落としかねないだろう。
SSL証明書の期限切れは意外と穴になりやすい。私が関わった案件でも何件かトラブルを経験している。たとえば、テスト用の証明書の有効期限が切れてシステムテストが実行できなくなったことや、IP電話用の証明書を発行するCA(認証局)の証明書が切れて、内線が全部使えなくなったりといったことが起こった。最近では、2008年9月におこったANA(全日空)のシステムトラブルが記憶に新しい。

では、こういったトラブルは多発しているのだろうか? 以前、関係者に聞いたところでは、このような事故を事前に防ぐために、SSL販売業者は有効期限切れの何日か前にメール(場合によっては電話も)で「有効期限切れのお知らせ」を送っているそうだ。しかし、たいていの場合はスルーされてしまい、有効期限切れになってから、あわてて証明書の更新を依頼するケースが多いらしい。皆様もSSL証明書の有効期限切れにはご注意あれ。

あ、よく見たらblog.verisign.comの証明書はEV証明書じゃないか。EV証明書の期限切れは始めてみたかも。

2009年1月30日金曜日

やっと来た。exFAT for Windowx XP

マイクロソフトからWindows XP用のexFAT対応パッチがリリースされた。これで大きなサイズのUSBメモリーをパーティションを切らずに使うことができる。

KB955704:Description of the exFAT file system driver update package
http://support.microsoft.com/?kbid=955704

2009年1月15日木曜日

GPTパーティショニングのクリーンアップ

Macbookにはじめから内蔵されていたハードディスクにLinuxをインストールしたところ、パーティションの作成に失敗してしまった。インストール時にパーティションをきる際に、「GPT互換のディスクなのにテーブルが壊れているよ」と警告が出て、インストールが中断されてしまう。

GPTラベルつきディスクの互換フラグを落とすためには、MBRを含めたディスクの内容を一度クリーンにする必要がある。ディスクのクリーンは、ddコマンドを用いて行なう。コマンドは、以下の通り。
dd if=/dev/zero of=/dev/disk1 bs=102400

ディスクのクリーンが終わったら、fdiskでパーティションテーブルを作成して終了。